低金利時代
外貨預金が注目されている原因のひとつは、日本の低金利政策が大きな要因のひとつです。高度経済成長期では、所得が伸び、それにともない貯蓄が増え、高金利がその貯蓄を増やすという流れがありましたが、現在の日本では金利で貯蓄を増やすということは基本的には不可能です。
では実際に低金利とはどのようなことなのでしょうか?
100万円、金利が違うと10年後はこんなに違う
日本の超低金利と海外の金利の違い
日本の政策金利がほぼ0%に近い金利に対して、
世界各国の金利を比較すると、金利差は一目瞭然です。
これでは日本の銀行にお金を預けていても何も意味が無いというよりも、むしろマイナスであるといってよいと思います。
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アメリカ |
日本 |
ユーロ |
オーストラリア |
ニュージーランド |
イギリス |
2006年 |
1月 |
4.50% |
0.10% |
2.25% |
5.50% |
7.25% |
4.50% |
2005年 |
1月 |
2.25% |
0.10% |
2.00% |
5.25% |
6.50% |
4.75% |
2004年 |
1月 |
1.00% |
0.10% |
2.00% |
5.25% |
5.25% |
3.75% |
2003年 |
1月 |
1.25% |
0.10% |
2.75% |
4.75% |
5.75% |
4.00% |
2002年 |
1月 |
1.75% |
0.10% |
3.25% |
4.25% |
4.75% |
4.00% |
2001年 |
1月 |
5.50% |
0.50% |
4.75% |
6.25% |
6.50% |
6.00% |
2000年 |
1月 |
5.50% |
0.50% |
3.00% |
5.00% |
5.25% |
5.75% |
日本の金利が当たり前ではなく、他国の金利をみた場合、日本の銀行に預金を預けてよいのかと考え直してみたくなりますよね。
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