1970年代に入ると、国民の保険加入率は90%を超えるのに伴い保険のニーズと販売方法も大きく変わりました。保険会社は新規加入を目的とした保険販売ではなく「下取り転換制度」により既存の保険を下取りし、「特約」をつけた保険、掛け捨ての大きな保障をつけた保険を販売するようになりました。
そしてこの保険販売方法とニーズと同時期にいわよる「カタカナ生命」とよばれる外資系保険会社が相次いで日本で登場したのです。この外資系保険会社は従来の「保険外交員」による「GNP(義理・人情・プレゼント)」による販売方法はとらずに、いわゆるコンサルティング営業として顧客サイドに立った保険のコンサルティングを中心として保険プランの提案を行うことで、顧客を獲得していったのです。
今では当たり前のこのコンサルティング営業も、実は子供の未来や万が一ということを名目に、現在の収入や本当に必要な保障を無視したプランを作成することもありますので、本当に必要な保障なのかというと実は疑問であることが多いのです。後に述べますが、必要でない保障のために現在の暮らしを楽しめないのは本当に必要な保険とはいえないからです。 |