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第112回<システムトレードで活用するテクニカルチャートの種類を知ろう!>

 

今週(2008年9月15日〜)は、週明けから米国の大手証券会社のひとつ、リーマン・ブラザーズが破たんするという衝撃的なニュースが飛び込んできました。これを受けて米国のニューヨークダウが前週末に比べて504ドル安となっただけでなく、16日には日経平均株価も前日比600円以上の下落となり、日米ともに株式市場は大混乱となりました。また為替市場も、ドル/円が先週、107円台で推移していたのに、週明けにいきなり104円台をつける展開となってしまいました。
いずれにしても、この問題はまだ尾を引きそうですから、今後も注視する必要があるでしょう。


さて本レポートでは、数回にわたりシステムトレードの話題を取り上げています。
前回は、システムトレードではテクニカル分析の知識が必要なことをお話しました。
今回は、テクニカル分析で使用するチャートについて簡単にご紹介しておきます。


テクニカル分析で利用するチャートは、主にトレンド系チャートとオシレーター系チャートの2つに分類できます。


トレンド系チャートには、ローソク足チャートや一目均衡表、移動平均線、ボリンジャーバンドなどがあり、相場のトレンド(傾向)、つまり相場が上昇傾向にあるか下落傾向にあるかを視覚的に把握するのに便利です。また相場のトレンドの転換点を見極める際にも利用されます。


一方、オシレーター系チャートとは、相場の過熱感(売られすぎ、買われ過ぎ)をみるチャートです。オシレーター系チャートでは、RSI(相対力指数)やストキャスティクスなどが有名です。


オシレーターとは「振り子」という意味です。振り子が大きく振れた後は、不完全ながらも、必ず元に戻ろうとします。
相場も同じで、急激に大きく動いたあとは、「修正(correction)」と言う現象が起きて、大きく動く前の方向に逆戻りすることが多いのです。つまりオシレーター系チャートは、このように「元に戻ろう」とする原理を利用しているわけです。


オシレーター系チャートを描く場合は、それぞれの指標で定められた計算を行ない、0〜100%の数字を算出します。これが0あるいは100に近づくほど、振り子と同じように、中心(50%)に戻ろうとする力が働くと考えられます。
このように説明していくと、敬遠する方もいらっしゃるでしょうが、法則自体は比較的単純ですから、あまり身構えずに取り組まれるとよいでしょう。
次回より、個々のテクニカル分析手法をご紹介することにします。

 

参考文献『外為FX失敗に学ぶ成功の法則 』(宮崎哲也著、秀和システム)
    『これを知らずに外貨投資・FXやってはいけない』拙著・テクスト刊 
    『外為FX 買い時・売り時がわかる本』拙著・秀和システム刊
    『わかる!!儲かる!!外貨投資FXのしくみ』拙著・ナツメ社刊

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