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第104回<初心者が陥りやすい負けパターン〜閑散期に取引する〜>

 

先週(2008年7月7日〜7月11日)のドル/円は、106円台で寄り付いた後、107円をはさんで、レンジ内の動きが続きました。週末に一時106円を割り込む場面もみられましたが、最終的には106円で週を終えました。


8日にバーナンキFRB(米連邦準備理事会)議長が、金融システム安定のため米証券大手向けの資金供給制度の延長を検討していると発言したことなどが、ドル買い材料となりました。しかし、週末には米国の住宅公社への財務懸念や米株安などがドル売り材料となったようです。


さて本レポートでは、数回にわたって初心者が陥りやすい「負けパターン」を紹介しています。今回は、閑散期に取引をする、という負けパターンについて考えてみたいと思います。


正月、ゴールデンウィーク、夏休み、クリスマスなどの大型休暇の前後は、市場参加者が極端に少なくなります。このような状態は「市場が閑散(かんさん)とする」などと表現されます。
閑散期には、少し大目の売買注文が入っただけで相場が大きく動くことが少なくありません。そのため、ひどいときには、値が飛ぶことが多くなります。値が飛ぶとは、瞬時に数十銭、あるいは1円近くも水準が変わってしまうことを指します。
もちろん思惑通りに相場が動いた場合は、大きな利益を得ることも可能です。しかし一方で、このような時期に無理をして取引すると、思わぬ損失をこうむってしまう可能性が高くなりますし、いずれにしても気が抜けない状態であることに変わりはありません。


特にクリスマス休暇や夏季休暇などの場合、遅くとも休暇に入る前に、ポジションは決済しておくか、どうしても取引を続けたい場合は、万一の場合を考えて、損切りの対策を取っておくべきでしょう。

 

参考文献『外為FX失敗に学ぶ成功の法則 』(宮崎哲也著、秀和システム)
    『これを知らずに外貨投資・FXやってはいけない』拙著・テクスト刊 
    『外為FX 買い時・売り時がわかる本』拙著・秀和システム刊
    『わかる!!儲かる!!外貨投資FXのしくみ』拙著・ナツメ社刊

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