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第69回<FXの買い時、売り時をつかむ! 鉱工業生産指数編>

 

先週(2007年10月8日〜12日)のドル/円は、ほぼ117円台で落ち着いた動きとなりました。今週末(19日)にG7(7カ国財務相・中央銀行総裁会議)を控え、全般的にはもみ合う展開が続いているようです。

一時期よりは米経済に対する懸念が後退して、ドル買いの動きも出始めているようですが、本格的なドル高となるかどうかを見極めるには、今後も経済指標等の動向を注視する必要があることはいうまでもありません。
そこで今回は、今後の米景気の足取りを確認する重要指標のひとつ、米鉱工業生産を紹介したいと思います。

米国の鉱工業生産指数(Industrial Production Index)は、毎月中旬(14〜17日ごろ)にFRB(米連邦準備理事会)が発表します。
鉱工業生産は、米国の製造業の鉱工業生産動向を指数化したものです。米国の製造業の生産活動や設備投資の状況が反映されるため、米国の生産動向を探る判断材料として重要な指標といえます。

GDP(国内総生産)も国内の生産動向等を探る指標のひとつですが、これは四半期ごとにしか発表されません。一方、鉱工業生産指数は毎月発表されるので、景気動向を探る先行指標として注目されるのです。
基本的に、鉱工業生産が上昇している場合は、ドル買い材料とみなされます。
16日発表の鉱工業生産に関しては、このところ米経済指標の内容に強弱が入り混じっていることや、G7を控えていることなどから、事前予想と大幅な差が出ない限りは、市場へのインパクトは限定されると考えられます。ただし、今回だけに限らないのですが、G7に関わる要人発言には注意しておくべきでしょう。

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