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第52回:<FXの買い時、売り時をつかむ!15 景気動向指数編>6月12日更新

今回は、景気動向指数について解説したいと思います。
景気動向指数とは、景気の動向を総合的に示す指標で、内閣府経済社会総合研究所が毎月公表します。

景気動向指数では、DI(Diffusion Index)*を用いて、景気が上向きか下向きかを示し、景気の現状把握や予測に利用します。
具体的には、生産・雇用・売上高などの景気に影響を与える指標のうち、3ヵ月前の指標と比較して改善している指標が占める割合によって表します。50%が景気判断の目安で、50%を上回っているときは景気が上向き、下回っているときは景気が下向きと判断されます。

景気動向指数には、次の3つがあります。

(1)先行指数
数ヵ月先の景気を示します。一致指数に先行して動くため、景気の先行きを示すとされ、先行指数がよければ景気の見通しが良いと判断されます。消費者態度指数や東証株価指数などにより算出されます。
(2)一致指数
現在の景気の状況を表す指標です。一致指数が3ヵ月以上50%を超えれば景気拡大局面とみなされ、下回れば景気後退局面とみなされます。鉱工業生産指数や有効求人倍率などから算出されます。
(3)遅行指数
半年〜1年ほど後の景気を示す指標です。家計支出や完全失業率などから算出されます。

基本的に、景気動向指数が上昇した場合、その国の景気が活性化されるとみられるため、その国の通貨は買われる傾向にあり、逆に下落すれば売られる傾向にあります。
ただし、上昇あるいは下落しても、事前予想とそれほど差がなければ、市場の反応が薄く、値動きには影響しない場合もあります。

*DI(Diffusion Index):代表的な経済指標を30程度選択し、その中で3ヵ月前の数値よりも改善したものが占める割合で判断される。例えば、30指標のうち15指標が改善していれば、DIは50%となる。
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