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第36回:<FXの投資スタンスパターン3 デイトレ編> 2月20日更新

先週(2007年2月15日)、日本の実質GDP(国内総生産)の成長率(前期比年率)が+4.8%と、市場予想を大きく上回ったことを受けて、多くの主要通貨が対円で大きく下げました。例えばドル/円でみると、2月14日は120円台後半で推移していたのに、GDP発表の15日には119円台前半まで下がってしまいました。1日にして約1円50銭の下げ幅です。ドル/円は比較的値動きが安定している通貨ですが、このように一日で大きく値段が動くこともあります。
今回は、こういった一日の値動きを利用した投資スタンス「デイトレ」について、考えてみましょう。

デイトレのメリット
インターネットの普及により、FXや株取引では、「デイトレ」という言葉が定着しつつあります。デイトレとは、デイトレーディング(day trading)のことです。
一般的なデイトレーディングの定義は、次のとおりです。短期的に利益を確定させるため、一日のうちに売買を行い、ポジションを次の日に持ち越さない手法。つまり、その日じゅうにポジションを決済してしまう手法です。

デイトレのメリットのひとつは、通常の取引より手数料を安く設定しているFX業者が多いことです。また、24時間以内にポジションを決済することで、少ない利益でも確実に得ること(利食い)ができ、また損失の小さいうちに損失を確定(損切り)できるため、投資家にとってはリスクを抑えながら、チャンスを捉えることができるというメリットがあります。
もちろん、1日で値段が思惑通りに大きく動いた場合は、デイトレでも大きな利益を得ることも可能となります。

初心者のデイトレ
ただし、相場が乱高下している日やもみ合っている日に、取引に慣れない初心者が一日に何度も売買を繰り返すと、相場の動きと反対の取引をしてしまい、売買すればするほど損が膨らんでいくケースもあります。
したがって、初心者の場合は、同じデイトレでも、一日に何度も取引を行うのではなく、1日に売買を1回ずつのみ行うほうがよいかもしれません。つまり、その日に決済はするけど、その後売買を繰り返すことはしない、ということです。こうして相場観を養いながら、徐々に売買回数を増やすほうが無難と言えるでしょう。
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